日本食といえばやはり、お米はかかせませんよね。
今回はお米にまつわる色々な事についてお話したいと思います。
けど、お米って日本特有のものって思っていませんか?
お米って日本特有のものって思っていませんか?
そんな事はありません!ということでまず、お米はいつ頃より、日本に入って来たのでしょうか?
まず、日本に入ってくる前にどこでお米のもとのイネが生まれたかについてお話したいと思います。
イネの祖先は、今からさかのぼる事7千から1万年前に野生種イネがインドのアッサム地方から中国の雲南省の山間部の水辺に生息していたといわれています。
日本へは約3000年ほど前の縄文時代に、いろいろな経路で入ってきたと言われています。
ルート1 : 朝鮮半島から日本へ
ルート2 : 台湾・沖縄から日本へ
ルート3 : 中国大陸から日本へ
いま一番有力なのはルート3の経路で、米の種類も今の白い米ではなく、中国の福建米(ふっけんまい)ではないかといわれています。 福建米 = 赤米ともいわれ米の形はやや長く色も赤色です。
■ お米が日本人の主食となったのは驚く事に!
第2次世界大戦以降で、それ以前は、麦・あわ・ひえなどの雑穀とお米を混ぜたものや、いも・豆・とうもろこし・そばなどが主な食べ物でした。
■ 稲から米ができるまで
稲は成長すると穂ができもみをつけます。もみは収穫後、脱穀されその後もみすりをおこなうことにより、玄米にかわります。この玄米を精米すると通常食べている白いお米になります。
稲はお米だけとして食べられるものではなく、色々な使い道があります
わら (脱穀後にできる) |
飼料・肥料・敷(し)きわら・なわ・むしろ・たわら・たたみ・壁材・屋根材・沓(くつ)・ぞうり・運搬具・燃料 |
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もみがら (もみすり後にできる) |
くだもの箱のなかにいれて衝撃防止・枕の充填(じゅうてん)材・薫炭(くんたん)・燃料 |
ぬか (精米後にできる) |
飼料・発酵(はっこう)材料・肥料・化粧材・ヘアーシャンプーボディーシャンプー・洗顔フォーム・あくとり(たけのこを炊くときに使用) |
お米 | ご飯・赤飯・粥(かゆ)・餅・寿司・だんご・ちまき・ぼた餅・ビ-フン・せんべい・おかき・おこし・酒・甘酒・玄米茶・みそ・しょうゆ・酢・糊(のり)・お皿 などに変わります |
■ おいしいお米選び方は
米の品種の違いはありますが
1. 米粒に艶がある
2. 米粒が砕けていない
3. 米以外のものがはいっていない(もみ・小石)
上記の3件を気をつければおいしいお米でしょうね!
しかしこれを調べる事はなかなか難しいと思います。そこであと1つ!
私がお米を買う時に気をつけていることで、精米した日付はいつか?(袋に表示してあると思います。)
お米は精米して約1ヶ月を過ぎるころから味がどんどん落ちてきます。この事に気を付けながら購入をすればいくらか美味しくお米をいただく事ができると思います。
いくら安売りだからといって、1度に買い過ぎないようにしましょう!
■ おいしいお米の保存方法は
温度が低く湿気の少ない場所を選び、あと日が当たらなく風通しの良い所が最適とされています。
この事を考えると台所はあまりよくないですね。(私の家も台所に置いていますね?)
一般の家庭ではよく、計量米びつが使われていると思いますが、ここにも気をつけなければならないことがあります。
お米の出る所を良く見てください。ぬかが溜まっていませんか?これは虫の発生の原因になるので掃除をしてください。
掃除後は必ず乾燥している事を確かめて、新しいお米を入れてください。注ぎ足しはお米の美味しさをそこねる事になります。
■ ここからは、おいしくお米を食べる為についてお話します。
米の研ぎ方が大切
・ 米を研ぐ時に一番気をつけることは、素早くすすぎをする事です。
・ お米の性質として、水分を含むと表面が溶け味が落ちてしまいます。また匂いを吸収するため時間が経つにつれぬかの匂いが米
についてしまいます。
・ 研ぎ方は、1回目、2回目は水をいれてかき回してすぐに水を洗い流します。
・ 次に、水気を切ったお米を10回以上かき回して水を4回~5回取り替えます。この時、水は汲みおきをしたものを用意して一気に洗
い流すのが望ましいです。
・ 研ぎ終わったお米は、水が十分にしみ込むまで、冬場(乾燥している為)で1~2時間、夏場で30分くらいかかるといわれています。
十分に水分を含むまで水につけてください。
・ 水加減も良く言われるのが米1に対して、新米の場合は1.1倍、通常は1.2倍、古米は1.2~1.3倍が目安となります。これで始めてご
飯が炊ける状態になりました。
次に、ご飯が炊き終わった時に大切なのは、蒸らしです。時間的には色々なのですが10分から15分が一般的です。
蒸らし終わったご飯は、嫁にも良く言っているのですが熱いうちに底からかき混ぜて下さい。
これで美味しくご飯が炊けると思います。
■ 色々なご飯の食べ方
ご飯を食べると言えば、やっぱり茶碗で食べる白いご飯!
他には、おにぎり、焼き飯、雑炊、おかゆ等があります。
世界で食べられている米料理は
スペインではパエリア、アロス・コン・ポロ(米と鶏肉:チキンライス)、アロス・コン・コストラ(炊き込みご飯)、etc
イタリアではリゾット、スップリ・アル・リソ(ご飯のコロッケ)、サルトウ(ご飯のチーズ焼き)、etc
中国では炒飯(チャオファン)、天津飯(テンシンファン:かに玉ご飯)、粽(ちまき)、etc
朝鮮半島ではビビムバ、ジャンククパ(スープかけご飯)、etc
など、他にも色々な食べ方が世界中にあります。(1度食べてみたいですね)
■ 最後に1つ
おいしく炊いたご飯を、もっとおいしく食べたい。そんな方お薦めなのがおひつです。
おひつは、ご飯の余分な水分を吸い取ってくれる効果がありますのでべたつく事なくご飯を頂けます。
現在ほとんでの家庭で炊飯ジャーを使っていると思いますが、炊き上がったご飯を加熱していると酸化してご飯の味を落とすみたいです。
またおひつは見た目にも、高級感を味わえると思うのは私だけでしょうか?
私もおひつがほしくなりました!
おひつには、1合用から1升以上のものが有り、値段も5000~40000ぐらいのものがありました。
今回、お米についてお話したのですが如何でしたでしょうか?各家庭それそれご飯の炊き方等があると思います。
これはあくまで私の参考です。皆さんも美味しいご飯を食べましょう。